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KOBILSファーム

2022年6月23日

KOBILSでは、しあわせ家族さんご協力のもとKOBILSファームで野菜の栽培を始めました。エレメンタリー生、キンダーガーデン生が交代で畑しごとをしています。そのKOBILSファームについてのQ&Aをご紹介します。

Q1. なぜ、ファームには雑草がたくさんはえているのですか?

A1. KOBILSでは、パーマカルチャーという手法をつかって畑をしてます。雑草は虫の餌となり野菜を守るのに役立つため、わざと雑草を残しています。また、花を咲かせる雑草は、ハチやチョウなどの花粉を運ぶ虫を引き寄せ、カエル、ヘビ、トカゲなどの小動物の隠れ家にもなります。さらに、雑草は土の中に水をため込む働きがあるので、水やりの回数が少なくて済みます。これらのことが農場の生態系を維持し、持続可能性の向上に役立っています。

Q2. なぜ、同じ場所に違う野菜を植えるのですか?

A2. パーマカルチャーの手法のもうひとつの特徴は、人工的な肥料をできるだけ使わないことです。そこで、一緒によく育つ植物を選び、収穫の際には、収穫後の土壌の栄養を吸収したり、土壌中に栄養素を送り込んだりする野菜に植え替えるようにしています。そうすることで、畑が元気になり、季節を問わず成長できるのです。例えば、豆類は痩せた土地でも育ちますし、土に栄養を足してくれます。トマトは良い土でないと育たず、栄養をたくさん使います。だから、トマトと豆を一緒に植えたり、続けて別の季節に植えたりすることがあります。現在のKOBILSファームでは、トウモロコシとカボチャが一緒に育っているのを見ることができます。これは、カボチャは水平方向のスペースを多く必要とし、トウモロコシは垂直方向のスペースを必要として成長するからです。このように、お互いに支え合っているのです。

Q3. KOBILSファームにはどんな野菜が植えられているのですか?

A3. 今年は1年目なので、何がよく育つかを試しているところです。ブロッコリー、カリフラワー、エンドウ豆、トマト、かぼちゃ、ズッキーニなどを植えています。日本には2つの成長期があるので、9月にはさらに多くの野菜を植える予定です。KOBILSファームで栽培してほしいもののアイデアやご提案をお待ちしています。

Q4.子どもたちはどれくらいの頻度で畑仕事に来るのですか?

A4. 週に1回、各クラスが交代で畑仕事に来ます。収穫や植え付けが忙しい時期には、ファームでの時間を増やすこともあります。他のカリキュラムを引き続き行いながら、畑仕事のカリキュラムを広げる方法を検討しています。

Q5. KOBILSファームで栽培された野菜はどうなるのですか?

A5. 今学期は毎週農園で採れた野菜を調理師が調理し、給食で提供しています。将来的には、子どもたちが自分で調理し、自炊をする機会も設けたいと思っています。また、余った野菜は販売し、ファームの資金に充てる予定です。

Q6. ファームの将来はどうなるのでしょうか?

A6. 最終的にはファームを拡大し、調理室で使用する野菜の大部分をこのファームで栽培したいと考えています。将来のプロジェクトとして、お米の栽培の可能性も探っています。

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KOBILSでは、しあわせ家族さんご協力のもとKOBILSファームで野菜の栽培を始めました。エレメンタリー生、キンダーガーデン生が交代で畑しごとをしています。そのKOBILSファームについてのQ&Aをご紹介します。

幼児教育無償化

2019年10月1日より幼児教育無償化が始まっております。KOBILSキンダーガーテンでも、無償化対象施設となっており、月額37,000円まで補助を受けることができます。

キャリアウィーク

エレメンタリースクールでは毎年、キャリアウィークを開催しています。キャリアウィークでは、様々な職業の方々に来ていただき、それぞれの仕事内容についてお話をしていただいています。