神戸のエレメンタリースクールKOBILS
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エレメンタリースクール
KOBILSは、スコットランドのカリキュラム「Curriculum for Excellence (CfE)」と日本の国語、社会の学習指導要領を使用しています。
神戸バイリンガルスクールは、学びの場と成果を助長させるプログラムを10年以上もの間、拡充してきました。エレメンタリースクールでは、スコットランドのCfEと合わせて、日本の国語、社会、道徳の教育課程をエレメンタリースクールのカリキュラムとして使用します。
スコットランドのカリキュラム「Curriculum for Excellence (CfE)」を採用する主な理由
CfEは、評価重視ではなく、学習重視のカリキュラムです: 英語圏の学校のカリキュラムの多くが、過度に内容が多く評価重視の学習を取り入れている中で、CfEは学習を優先とし、学習結果が明白な達成となり、テスト結果のみが達成となることのないように、評価と学習のバランスを正すよう試みています。マークシート式で評価することなく、学習全体を示すことを重視します。
CfEは、子どもたちがどのような学習能力があるかにまず注目し、ひとつのレベルに子どもたちを合わせるのではなく、個々の発達を助長します。 CfEは、イギリス、アメリカ、また日本の学年に対応する年齢を認めつつ、同年齢であっても異なる学業レベルでの学習を進めることを可能とし、全てのカリキュラムを上限なく経験することができるようにしています。学年と年齢レベルは、3歳から18歳の子どもたち対象に、全カリキュラムを通して初期、そして1から4までの計5つのグループに分かれています。KOBILSは、全員が同じ速度で達成することや同じレベルとなることよりも、子どもたちの個々の成長に注目し、この考え方は、ホームルームが異年齢クラスで行われ、英語、日本語、算数の教科では各自のレベルに応じたクラスで学ぶ学習方法に反映されています。
経験とその成果は、発達段階に沿って決定していますので、クラスメイトと比較してはやく、ゆっくり、もしくは異なるスピードで進んだり、また異なる教科によって異なるスピードで進むことができます。初期の段階から算数もしくは漢字の学習能力が認められる子どもたちは、より早く学ぶことが可能となり、内容理解に時間がかかる子どもたちは、次のレベルに移るまでに、しっかりとした基盤を構築するため十分な時間を費やすことができます。この成功と前進を認識することは、ゆっくりと学ぶ子どもたち、そしてはやく学ぶ子どもたちのどちらもが、肯定的な学びのアイデンティティーを構築できることを意味します。個々の強みを見つけ、それぞれの弱みを克服します。学びのスピードが子どもを定義付けることはありません。想像力、強さ、生涯学習への関心は、全てを可能にします。
CfEは、教科を別々にかつ総合的に捉えます: 子どもたちは各教科を個々に学びますが、同時にプロジェクトを基礎にし、学習を総合的に学ぶ機会も与えられます。CfEは、教科内容を重視しつつ、他の教科を一緒に組み合わせることで、子どもたちが各教科がどのように組み合わされるかを考えることができます。このようにして、子どもたちは自身が何を学習しているだけでなく、なぜ学んでいるか、どのように助けとなるかを知り、学習の進行状況を知ることができます。
CfEは国際的な思考をもつカリキュラムです:スコットランドは、大きな影響力のある隣国をもった小さな外交的な国であり、ヨーロッパの中でもスコットランドのカリキュラムは多様で、日本のカリキュラムニーズに、容易に適用可能なカリキュラムなのです。
CfEは、実社会で活用できる学習ができます:CfEでは、KOBILSのカリキュラムを作成するにあたり重要な指針である、実社会で活用できる学習を可能とします。このひとつの実例として、ライフスキルクラスの一部の「KOBILS Money and Me」プロジェクトがあります。子どもたちが近隣の銀行で口座を開設し、保護者の方に預金を準備してもらいます。子どもたちは、プレゼントやお小遣い、チャリティ、子どもたちの資金集めのイベント等、どのような用途で使用するかをグループで話し合います。このように、預金、お金の支払い方法、稼ぐ方法、インターネットバンキング等を学びます。その他のライフスキルとしては、クッキング、スクリュードライバーやノコギリといった道具の使い方、電気とガス、水がどのように各家庭に取り込まれるか等の学習を行います。
CfEは柔軟性のあるカリキュラムであるため日本人向けのカリキュラムとして、ここ神戸市において適用していくことが可能となっています。
これらが、スコットランドのCfEをKOBILSで採用することとなった経緯です。